R2.11.13

 みなさん、こんにちは。今日はポカポカ陽気の一日になりました。天気のよい日が続き、空気が乾燥してきましたね。手洗い・うがい以外にもこまめな水分補給等をして風邪を引かないように努めましょう。

 さて、今日は休み時間に台小農園に行くと2年生の子どもたちが大根に水やりをしていました。「水やり、ありがとう。」と声をかけると、「大根も喉が渇いているかなあと思って。」と答える子どもたち。愛情をもって野菜の世話をしている子どもたちの姿に感心しました。

 畑ボランティアの方々に協力していただきながら種蒔きをした大根も順調に育っています。この後、大根は冬の寒さに耐えながら収穫時期まで過ごすことになります。私たち人間にとって冬の寒さはつらいものですが、野菜にとっては大切な時期になります。それは、野菜は寒くなるたびに凍えそうな自分の身を守ろうとして細胞内にため込んできた「でんぷん」を「糖」に変えて糖分を増やすからです。糖分が増えることで甘みも増すことになるので、“冬の野菜は甘くて美味しい!”といわれるようになるのです。野菜が寒さの中を生き抜くために自分の身を守っていることが、私たち人間にとっては甘くて美味しい野菜を食べられることにつながっているのです。

 子どもたちが愛情をもって育てている大根が甘くて大きく育つように私たち教職員も頑張りたいと思います。