R5.9月28日(木)

 みなさんこんにちは。今日、1年2組の子ども達が、「3時間目に5年生と楽しいことやるんだ」、と言っていたので、何をやるのかな、と思って体育館に行ってみました。すると、5年3組が総合で取り組んでいる「ゆるスポーツ」で、自分たちで考えた「トマトちゃんおにごっこ」を一緒にやっていました。栄区の特産に実はトマトがあることを知った5年生は、このトマトを使って楽しく体をうごかす「ゆるスポーツ」を考えよう、といろいろ試行錯誤を繰り返し、この「トマトちゃんおにごっこ」を考えたのでした。自分達でもやってみて、そこでいろんな課題が見え、それを話し合いながら改善して作ってきた3組の子どもたち。いろんな人たちと一緒にやりたい、とまずは1年生と一緒にやることにしたそうです。1年生なので、説明の仕方やルールなどをわかりやすくすることや、トマトちゃんおにごっこの場の設定として、畑と道があるのですが、1年生が、「ここがはたけ」と分かるように、など、工夫をしながら1年生を迎えました。説明はまず紙芝居で。なるほど、よく考えましたね!1年生はとても良く見ていて「たのしそう!」という反応。紙芝居でどんなおにごっこかが分かった、という子もいました。ルールの説明は、言葉だけでなく、5年生が動いて「ここだよ」とか「こんな風につけるよ」とか、実際にやって見せていて、ここも1年生が「わかった~」と反応していました。

 さあ、トマトちゃんおにごっこの開始です。1年生はルールをよく理解していて、本当に楽しそうでした。1回目が終わると、「もう1回やりたい」の声が上がり、2回目をやることに。2回目も本当に楽しそうです。どろけいと似ているのですが、農家さんがトマトちゃんのヘタを取る(収穫する)というゲームで、背中につけたヘタを農家さんに取られたら小屋に入る、というルールです。畑の中では農家さんはスキップをする、というルールもあります。いろんな体の動かし方を考えて取り入れたのかもしれませんね。最後はヘタの数を数えて勝負が決まります。ヘタがたくさん取れたら農家さんの勝ち。トマトの方が多かったらトマトちゃんの勝ち。ヘタの数を数えるときも盛り上がっていました!

 最後に1年生に感想を聞くと、「もっとやりたい!」「あと100回くらいやりたい!」と声が上がりました。5年生がとっても優しく、そして盛り上げて楽しい雰囲気を作ってくれたことも、「もっとやりたい!」につながているんじゃないかな、と5年生を見ていて思いました。3組のチームワークもあるかもしれません。これからアンケートを取るそうなので、それをもとに、改善を加えてより楽しい「トマトちゃんおにごっこ」ができていくのではないでしょうか。また、「私たちもやりたい」、と他の学年から声がかかるかもしれませんね。いろんな人と一緒に楽しい時間を創る、一緒に楽しんで汗をかく、体を動かして楽しく健康になる時間を創る、そんな時間を創り出そうとしていた5年3組の子どもたちでした。