R4.1月21日(金)

 みなさん、こんにちは。寒さの中、学校では水仙の花が凛と咲いています。この間の雪で、茎が折れて倒れている水仙の花がたくさんあったので、学校の廊下にそれを飾りました。そばを通ると水仙のかぐわしいにおいがして、しばし寒さを忘れます。

 さて、今日の5時間目、総合で、同じ「竹」を材に活動している3年生と5年生が交流していました。今日は、3年生が竹で作った楽器を紹介する交流でした。学校の竹林の竹で作ったこと、何度も失敗しながら作ったこと、作った楽器はいろんな音がして、鳴らしていてとても楽しいこと、などを伝えたり、実際に楽器を鳴らしてもらったり、自分たちの演奏を聴いてもらったり(曲は運動会で踊った『ダイナマイト』)、最後は、5年生が3年生の作った楽器をダイナマイトの曲に合わせて鳴らし、3年生が思わずその周りで踊り出す、という光景が見られました。5年生に話を聞いてもらったことで、そして、一緒に音を鳴らしたり、鳴らしてもらったりすることで、3年生はとてもうれしそうでした。5年生からの感想を聞き、またまたうれしくなった子どもたち。「自分たちも竹でいろいろ作っているけど、楽器は思いつかなかったです。」「竹がこんなにいろんな音を出せることに気付いて、それで音楽に合わせて合奏するなんてすごいと思いました。」「楽器もいろいろな種類があって、よく考えたなあと思いました。」「失敗を何回もして作った、ということが素晴らしと思いました。」「細かいところまで頑張って作っていて、すごいなあと思いました。」「演奏がとっても素敵でした。」こんな感想をたっぷりもらいました。「ちょっと緊張したけど、交流楽しかった!やってよかったな。」3年生の嬉しい気持ちが表れた感想です。今度は5年生の竹の作品を3年生が見せてもらうそうです。いすやテーブルなどにも挑戦している5年生です。

 今日の3年生との交流で、5年生も自分たちの活動をますますいいものにしたい、と感じていたようでした。教室に帰って、3年生が作ったアンケートにさっそく記入していた5年生。3年生は、早く読みたくてたまらないようです。異学年同士、しかも、同じ材料を使ったクラス同士の交流は、双方の子どもたちにとって刺激的だったようです。それぞれのクラスの今後の活動の活力につながっていくと思いました。