R2.7月9日(木)

 みなさん、こんにちは。このところ、豪雨の被害による痛ましいニュースが流れています。心からお見舞い申し上げます。横浜もずっと雨が続きそうですが、天気予報を確認しながら、災害による危険を回避できるようにしていきたいと思います

 さて、今日は、パソコン教室での学習の様子をお伝えします。今日はICT支援員の先生にも入っていただき、5年生がパソコンを使って学習をしていました。国語の「みんなが過ごしやすいまちへ」という単元で、調べたことを正確に報告する文章を書く、ということをねらいとした学習です。調べたきっかけ、調べ方、調べて分かったことなどを文書にまとめていくのですが、今日は「調べる」学習をパソコンを活用して行いました。本当は6月に行くはずだった三浦への宿泊体験学習。子ども達も残念に思っていました。2月に延期しましたが、子どもたちの「楽しみ」を叶えてあげたいと思った担任達は、この学習で「三浦」を題材に取り上げました。楽しみにしていた三浦について調べられる、ということで、子ども達も夢中になって取り組んでいました。子ども達から挙げられた調べる視点は、今まで社会で学習してきた地形や気候、産業をはじめ、観光、特産物、農業、漁業などです。調べてみたい、と子ども達から意見が出たそうです。それぞれが興味を持った分野について調べていましたが、地形と農業の関係など、視点をドッキングしながら調べたり考えたりする子どももたくさんいました。画面をのぞかせてもらうと、「先生、三浦の海にはおもしろい地形の所があるんだよ」「〇〇ファームという、農業をしているところがあるんだよ」など、いろいろと教えてくれました。パソコンの使い方や調べ方で分からないところをICT支援員の先生に教えてもらえるので、安心して取り組めたようです。授業が終わるころ、子ども達は「あっという間の時間だった!楽しかった!またやりたい」と話していたとICT支援員の先生が話していました。目的をもって、興味をもって学習すると、子どもたちは学びに向かう力をどんどん発揮するのだなあと、その言葉を聞いて思いました。今日は、調べた小物を印刷して終了。明日からは、それらの情報を読ん込み、調べたことを正確に報告する文章を書く学習に入ります。

 写真でお分かりいただけると思うのですが、パソコン教室には感染防止のためのビニールシートを設置しました。職員の手作りです。パソコン教室にはランケーブルや配線がたくさんあり、思うように間隔をあけられません。そこで、このような環境をつくりました。移動可能なので、ほかの場面でも使えそうです。また、40台あるパソコン1台1台の画面に、ICT支援員の先生が透明シートを貼ってくださいました。消毒ができるようにという配慮です。子ども達に関わるみんなが、知恵を出し、配慮を重ねながら子ども達の学びを支えています。