R2.129日(水)

 みなさんこんにちは。寒くなりましたね。日中暖かくても、夕方になるとぐんと冷え込んできます。風邪をひかないようにみんなで注意していきましょう!

 さて、毎年11月ごろになると、近隣の幼稚園・保育園の年長さん・小学校・特別支援学校で子どもたちの交流が行われていました。一緒に春に咲く花の球根を植える、という交流です。小学校で一緒に植えたチューリップを、お散歩のときや、1年生になった時に一緒に小学校で見ることが出来て、子どもたちはうれしさと一緒に安心感を持つ、そんな交流になっていました。同じ花が園でも学校でも咲く、ということもつながっているうれしさにつながっていたようです。今年は子ども同士の交流が出来ないため、どんなふうにしてつながりを感じられるようにしようか、園長先生、校長たちで考えました。そこで考えたのが、同じお花をそれぞれの場所で咲かせる、ということでした。ただ送っただけでは「つながり」はなかなか感じることが出来ません。そこで、小学校がメッセンジャーになって、「会えないけれど心がつながる」ようにしようと動き出しました。春に咲くお花は、色とりどりのチューリップ。その球根を届けるときに、大小の子どもたちからお手紙などを添えることにしました。毎年交流を行っている1年生は、「学校は楽しいよ」「まってるよ」そんなお手紙と、植えた場所に挿す花の名札をつくりました。その名札にはチューリップの絵といっしょに、「そだてるの、わくわくするね」「だいじにそだててね」「咲くのが楽しみだね」そんな言葉も書いてありました。とてもかわいい花の名札でした。4年生は手紙を書いたその画用紙に、2組の子どもたちが総合で行っている「消しゴムハンコ」で花や模様、動物などを押し、とても素敵な手紙にして贈りました。園児のみんなが喜んでくれるように、という気持ちで、模様や色を考えたそうです。6年生は、「つばさをください」の歌のプレゼント。以前、HPに載せたあの歌です。CDにして贈りました。他の学年からは、校長室前に置いた「チューリップレターボックス」にたくさんのお手紙が寄せられました。それらを代表で校長先生が園に持って行き、渡してきました。金曜日には新大船幼稚園とやまゆり保育園、今日はベネッセ本郷台保育園、そして来週月曜日にすずかけ保育園に持って行きます。本郷特別支援学校にも来週持って行く予定です。園児も先生方も大喜びでした。子どもたちの温かいメッセージがちゃんと届いていました。「会えなくても心がつながる」・・子どもたちの心に、関わる人の存在、関わることの温かさ、繋がることのうれしさが染みていく、そんなきっかけになるようにと祈っています。