R3.1月27日(水)

みなさん、こんにちは。雨模様の一日となりましたね。今日の朝会では、約束通り、2年生が見つけた水仙のびっくりぽんをお話しました。どこで見つけたでしょう?というクイズと、水仙の花言葉を伝えました。春を告げる花、ということで、欧米では「希望の花」「勇気を与える花」という花言葉があるのだそうです。クイズの答えである台小農園に行って、農園の縁につつましく咲いている水仙を見てきました。雨でぬれていましたが香りは鮮明で、清々しい気持ちになりました。

さて、今日は2年2組と3組が作った「まち探検マップ」の紹介です。2組さんはスロープの壁に、3組さんは教室前の2年生広場の壁に掲示をしていました。子どもたちがみんなに知らせたくて行ったこの校内掲示大作戦。いろんな学年の子が見ています。見ての感想をお願いするなど、高学年の活動を見ているからでしょうか、2年生はそうした活動も取り入れて、かかわりを広げています。

書かれている子どもたちの文章を読んでみました。ぜひお伝えしたいなと思います。子どもたちが体験を通して感じた公園や公園にある自然の良さです。◆しばふにねっころがって空を見たらいい雲を見つけられるところがおすすめです。◆ブランコをいっぱいこぐと高くなって面白くなります。みんないいっぱいこいで、おもしろいブランコにのってみてください。◆お化けのはっぱがあったよ。(やなぎの木です)あの木からお化けが出てきそう。行ってみて。◆「こいたち橋」という橋がありました。◆がけ(崖)からの景色がすごくきれいです。がけをのぼるときはたいへんだけど、のぼりおわって景色を見るときれいです。どうしてかというと、のぼるときつかれるから、そのぶん、のぼったあとに見る景色がきれいだからです。◆きのこみたいな遊具がおすすめです。どうしてかというと、大きかったり小さかったりして楽しいからです。ドンジャンケンをするとたのしいです。(これは水再生センターのそばにある大ちゃん広場の土管の遊具のことです)

公園へのまち探検を、子どもたちはとても意欲的に行っていました。そこで遊んだり発見したりした体験を通して、子どもたちが本郷台というまちへの親しみと愛着をもったことが伝わってきます。自分の体や心を通した言葉、実感を伴った言葉にそれが表れています。みんなにどうしても伝えたい、という思いから始まった校内掲示大作戦を行ったことからもそれを感じることができます。大人から見るとつたない言葉に見えるかもしれませんが、子どもの言葉の中に、そうした思いが溢れていることを、私たち大人は見逃さないようにしたいものです。自分が暮らしているまちへのこうした感情は、「自分」を作る原体験と言えます。