R3.6月4日(金)

 みなさん、こんにちは。今日の雨は風交じりの雨で激しかったですね。下校の時、風で傘を持っていかれないように注意するんだよ、といいながら子どもたちを見送りました。

 さて、今日はたてわり活動の初顔合わせをしました。来週の火曜日に「たてわり公園遊び」があるのですが、それに向けて、班で顔を合わせ、名前を紹介し合い、心をほぐす遊びなどをしながら過ごしました。どの班も、リーダーの6年生が、今日一日の流れと内容を考え、活動をリードしました。廊下なども使って密にならないようにする工夫もちゃんと考えていた6年生です。

 これまで行っていた「たてわり全校遠足」の形を変えたバージョンとして、3つの大きな公園等に分かれてたてわり班で遊ぶ、という方法を考えました。子どもたちの縦のつながりを大切にした活動は、台小で大切にしてきた教育活動です。なくすのではなく、やれる方法を考える、というコンセプトで考えました。昨年度、初めてこの形でやってみたのですが、子どもたちにはとても好評でした。広い公園や校庭で遊んでいる様子は、本当に楽しそうでした。活動する場所は、「本郷台中央公園」「小菅ヶ谷公園」「校庭」です。年間3回行うので、ローテーションでどの場所も経験できます。今日は、おうさまジャンケンで、負けたらPタイル1枚ずつ足を広げていく遊びなど、6年生が考えた遊びで、どの班も盛り上がっていました。

 縦のつながりは「来年はこんなふうになるんだなあ」「自分たちもあんなふうになるんだ」「年下の子には、こんなふうに話してあげるんだ」などなど、上の学年にあこがれをもち、自分たちもあんなふうになりたい、という気持ちを育てています。下級生へのやさしさなど、自分がかけてもらった優しさをつないでいく気持ちも育てています。身体的な距離の近さでのかかわりでなく、気持ちの近さを創っていくかかわりを、子どもたちも大切に感じているように思います。台小の子どもたちは、こうした温かい関係の中で育っています。