R2.8月20日(木)

  みなさん、こんにちは。学校が始まって4日目。昨日のTV朝会ではこれからの学校生活で頑張ってほしいことを3つ話しました。①暑さとコロナ両方に気を付けることがあるけど、体のことをよく考えて健康に気を付けて過ごそう。②友達と考えや気持ちを響かせ合いながら勉強していこう。③思いやりを大切にしていこう。の3つです。物理的な距離はとりますが、クラスの友達との気持ちの距離は縮めながら、学び合いを通して高め合っていってほしいと思います。

 さて、きのうは、台小農園のじゃがいもほりが行われました。6年生が昨年度末に植えたじゃがいもはすくすく伸び、大きく葉を広げながら成長ました。理科の光合成の実験はばっちり行うことが出来ました!しかし、その後、7月の長雨と8月の猛暑という過酷な環境があり、生育が心配でした。案の定、畑の土は固く締まってしまいました。そこで、昨日、畑ボランティアの皆さんが来てくださり、収穫を行ってくださいました。畑ボランティアの皆さんは、子どもたちが猛暑で固くなった土を掘り起こして収穫するのは熱中症の危険があるだろう、ということで来てくださったのです。ありがたいことです。6年生の子ども達は役割を分担し、自分たちにできることを行いました。3組が大きな雑草を抜き、2組が掘り起こしてもらったジャガイモを地域交流室に運んで風を当て、明日は1組が6年生全員に配れるようにします。明日、持ち帰りますのでお楽しみにしてください!

 例年ですと、6年生が掘り、ゆでて1年生にごちそうするなど楽しい活動にしていたのですが、今年はこの暑さとコロナ対応でいつものようなことが出来ませんでした。しかし、持ち帰ったじゃがいもは、6月以降、6年生が水やりや雑草抜きをしながら育ててきたものであること、理科の学習に使った学習材であったこと、畑ボランティアの皆さんが、野菜という命に直接触れたり喜びを経験してほしいという願いを込めて子ども達や職員だけではできない畑の世話をしてくださっていたこと、子ども達の体を大切に考えてくださるお気持ちが込められていることなど、いろいろなエピソードが詰まっています。どうぞ、そんなエピソードを思いながら、子ども達と一緒に「台小じゃがいも」を楽しんでください。ちなみに、掘りたてのじゃがいもを塩ゆでして、一足お先に、ボランティアの方と試食してみました。ほくほくしておいしかったですよ!