R4.12月16日(金)

 みなさんこんにちは。朝晩、本当に寒くなりました。昼との温度差がとても大きいですね。

 さて、先週の今日になりますが避難訓練を行いました。雨だったら本日行う予定でした。

 月に1回、様々なバージョンで、地震、火災、両方同時発災の避難訓練を行っている台小です。4月から、徐々に難しいバージョンにしているのですが、今回は、火災が起きて防火シャッターが下りた場合、防火扉を使って避難するという訓練を行いました。しかも、中休み。事前の告知はなし。1週間前に、防火扉を通る練習は別に行いました。その練習を生かしての避難訓練でした。防火扉は重いので、気を付けて通らないとせっかくの避難も途中でけがをしてしまうことになります。ですので、いざという時に備えて、防火扉を通る、という経験をしておくことが大切です。1列で、落ち着いて、でも迅速に通ります。教師が扉を抑え、そこを子どもたちが通ります。中休み、しかも告知がないので、はじめは子どもたちもびっくりしていましたが、普段の訓練を思い出し、校庭にいる子は校庭の端の方に固まり、廊下を歩いていた子は近くの教室や大人がいる場所に移動し、発災場所や避難についての放送を聞きました。そして、防火扉を通り、校庭に避難しました。ちなみに出火場所は給食室の想定でした。

 いざという時、自分の身を守るための行動を、放送(情報)を聞いて判断し、落ち着いて避難する、ということができるよう、訓練を積み重ねることはとても大切なことです。そして、子どもだけではなく、教職員も自分たちの役割や連携を考え、状況に応じて子どもたちの命を守るための避難行動の練習を積み重ねることは大事なことです。子どもたちと教職員が協力しながら命を守る、という避難訓練を、これからも大切に行っていきたいと思います。