R4.9月13日(火)

 みなさんこんにちは。今日は4年生が社会科見学に出かけました。見学に行ったのは金沢区にある「資源循環局 金沢工場」です。夏休み明けすぐに栄区資源循環局の方たちに出前授業をやっていただきましたが、今度は実際の工場を見学に!写真を見ていただくとお分かりだと思いますが、燃えるごみの焼却施設なまさに巨大な工場でした。自分たちが毎日出しているごみが集められ、焼却してエネルギーとして蓄えたり、灰になったものを再利用できるものにしたり、ごみを選別し、新しいものに再生したり、再利用できるようなものを作ったりと、まさに「資源」を「循環」させていることがとてもよくわかりました。巨大なクレーンやごみをつかむアームなど、間近に見て、その大きさにびっくりの子どもたちです。また、金沢工場は栄区、金沢区など5つの区のごみが運び込まれ、ごみ収集車が毎日何台も何台も行き来している様子にも子どもたちは「すごすぎる!」の声。集中管理センターで焼却の状況を把握、管理し、安全に、効率的に作業が行われているその現場も、興味津々に見ていた子どもたちでした。ごみの選別センターでは、ビンやカンの選別が磁石や人の手を使って行われている様子を見ました。その様子を見て、自分たちが飲み終わったペットボトルや缶をどのようにして出さねばならないかを振り返っている子どももいました。ごみを資源に循環させる仕組みを実際に見て理解するとともに、そこで働いている人たちを目の当たりにし、はじめの一歩である自分が家庭でどのようにして資源としてのごみを出せばよいのか、自分の生活と結びつけて学んでいる様子が伝わってきました。

 さて、ここで問題です。資源循環局の廊下に貼ってあったクイズです。第1問:次のうち、もえるごみとして出すのはどれでしょう?①プラスチック製のバケツ ②シャンプーのボトル ③果物や野菜が入っていたネット  さあどれでしょう。答えは①プラスチック製のバケツでした。 第2問:金沢工場にごみを捨てに来る車は1年間で何台でしょう?①1700台 ②17000台 ③170000台 答えは③の170000台でした。すごい! 第3問:金沢工場では1日1時間当たり、何世帯分の電気を発電しているでしょうか?①10000世帯 ②30000世帯 ③40000世帯 答えは③の40000世態でした。ごみが燃えるときに出るエネルギーを電気エネルギーとして活用しているのですね。

 今、地球環境問題は本当に身近に起こっていますね。自分の生活を見つめなおし、ごみをへらしたり、食品ロスをなくしたり、ごみを出すときの注意を守って資源としてきちんと活用出来るようにしたり、、。4年生が見学後の振り返りで考えていたように、みんなでそのように行動していきたいですね。

 電車の乗り方、見学マナーなど、しっかりと見学できた4年生でした。