R2.7月28日(火)

 みなさん、こんにちは。今日は、朝から畑ボランティアの皆さんが来てくださり、台小農園の手入れをしてくださいました。台小農園の野菜たち、とても元気に育っています。

 さて、みなさんは、本郷台小学校が「地域防災拠点」となっていることをご存知でしょうか。災害時に避難所になった時、実は「はまっこトイレ」といって、校庭に5台、トイレが設置できるようになっています。先日、地域の防災拠点委員会の皆さんが集まり、この「はまっこトイレ」を設置する訓練が行われました。「はまっこトイレ」の本体部分(組み立て式になってます)は防災備蓄庫に保管されています。排水管は校庭の体育倉庫近くに5つあるマンホールの中に設置されています。校庭ですので、マンホールがそのまま出ているわけではありません。5~6センチほど土に埋めてあります。実は、訓練が行われる前日、マンホールの場所を確認しようと防災委員会の役員の方が下見に来られました。ところが、マンホールがなかなか見つかりません!はまっこトイレ設置図を見ながら、おそらくここであろうと目星をつけて何か所か掘ってみて、ようやく掘り当てました!まさに、掘り当てた!という感じで、スコップに金属が当たる音が聞こえたときには、「ここだ!」の声が。そして、マンホールらしき模様が見え始めると歓声が上がりました。等間隔に5か所、マンホールがありました。災害時、すぐに設置できるように、マンホールの場所が分かる目印をつけておくことにしました。

 委員の皆さんが協力しながらトイレを設置したり、避難所が開設されたときに動きやすいようにと災害ボランティアの方が「表示」を作ってくださったりと、お一人お一人の力が集まることで生まれる大きな「力」を感じました。そして、いざというときに備えて訓練しておくことはやはり大切だと思いました。

 子ども達にも、自分の学校にある地域の防災備蓄庫やはまっこトイレなどを伝えていきたいと思います。子ども達もまちの大切な一員です。自分たちの学校にある災害用の施設を知っておくことは、いざというときの大きな力となることでしょう。夏休み明け、9月には総合防災訓練も行います。地域の方々の訓練の様子を見ながらそう、子ども達が防災に対して少しずつ意識を高めていけるよう働きかけていきたいと思います。