R4.9月26日(月)

 みなさんこんにちは。今日は5年生の「コーチング」の授業のお話です。

 コーチングとは、コミュニケーションを通して相手の中にある答えを引き出したり、サポートしていく、そんなコミュニケーションのことです。ティーチングが「教え導く」ことならば、コーチングは「相手から引き出す」コミュニケーションということになります。相手の話や考え方をそのまま受け止める姿勢ができてくると、相手は、自分で考え、学び、成長することができようになります。それをお互いに行うことができると、相手を理解しようとするコミュニケーションが学年や学級で高まっていきます。そんな成長を願って、今年度、5年生はコーチングの授業を6回シリーズで行うことにしました。コーチは、「はっしー」こと橋口奈生先生。「リンゴが好きな人?」「犬が好きな人?」などのアイスブレーキングを行うと、子どもたちはすぐに、はっしー先生に打ち解け、楽しい授業が始まりました。今日は、「聞く」と「聴く」の違い葉なんだろう、ということを考えた後、グループで情報を聴き合って、「ラーメン屋に来ている人の席をグループのみんなであてよぅ!」というゲームを行いました。カードに書いてあることをお互いに伝え、つなげ、考え、答えを出していく、という、コミュニケーションがうまくいかないと進まないゲームです。「聴く」姿勢を大切に、1組も2組も、それぞれ取り組んでいました。「相手の目を見て聴かないと話が入ってこないし、話してる方も話が続かない」「心で聴かないとちゃんとしたことが入ってこない」「人の話をとってしまうと、結局、相手の話が聞けないで終わってしまう」・・。そんなことを実感しながら、和やかに、楽しく取り組んだ子どもたちでした。次は10月です。次のはっしーの授業もきっと楽しいことでしょう。5年生は今から楽しみにしています。