R4.9月20日(火)

 みなさんこんにちは。台風14号、大きな勢力でたくさんの被害がもたらされました。連休の3日間、登校日になる20日はどうなるか、はらはらしながらニュースを見ていました。今日は子どもが登校する時間帯に雨と風が強くなりました。そんな中でしたが。子どもたちは落ち着いて登校してきました。各ご家庭や地域で見守っていただいたおかげです。ありがとうございました。

 さて、9月も20日を過ぎると、秋の気配も多く感じられるようになります。台小農園側の門の近くには、ススキが穂を出し始めました。そのススキを、今の6年生が5年生の時に総合で取り組んだ「竹」で作った筒に挿して職員室前の廊下に飾ってみました。筒なので、時々ゆらゆら揺れて倒れそうになります。それ絵を見て、職員室アシスタントの二人が、竹の筒が倒れないように箱で支えを作ってくれました。そして、その4面を「秋の七草」の写真でデコってくれて、「秋の七草コーナー」にしてくれました。図書室の図鑑でさがしてカラーコピーしてくれたものをきれいに切ってデコってくれました。学校司書が、図書館のショーウインドウに飾ってくれた秋コーナーの中に「秋の七草を知っていますか」というポスターがあり、それも活用して一緒に飾ってくれました。司書さんと職アシさんのコラボレーションの「秋の七草コーナー」の出来上がりです!

 秋の七草は、こんな歌で覚えることが多いですね。「はぎ、ききょう、すすき、なでしこ、おみなえし、くず、フジバカマ、秋の七草」 これは、山上憶良の歌が由来とされているそうです。飾ってあるのはススキだけですが、学校正門の花壇に「なでしこ」を植えてみました。はぎは、先日、職員作業で畑の草取りをしたのですが、その時、斜面に咲いているのを見つけました。くずは、ちょっと草むらに入るとすぐ見つかりそうです。多分、台小農園の斜面にあるのではないかな。今度さがしてみたいと思います。夏から秋へ。先日は中秋の名月を朝会で紹介しましたが、明日は、秋の七草を紹介してみようと思います。

 自分の周りにある自然や季節に心や目を向けて楽しむこと、季節の自然を生活に取り入れて楽しむこと、そんな楽しみを大切にしていってほしいなあと思います。大人になった時に、ふとした自然に感動できる心をもっていることは、心も生活も豊かにできる、そう思います。小さいうちからに歓声と、一緒に楽しむ経験を積み重ねたいと思います。