R5.3月10日(金)

 みなさんこんにちは。今日もとても暖かな一日でしたね。

 さて、6年3組で行ってきた総合的な学習「6-3ミニチュアの世界へようこそ ~思い出のまちをつくる29人の仲間たち~」。自分たちの思い出の場所をミニチュアで再現し、校内やまちの皆さんにも、その良さを伝えようと活動をしてきました。ついに完成したミニチュア。子どもたちはそれをどこに展示してみてもらおうか、いろいろ模索していました。そして、区役所に相談したところ、総務課の方が話を聞いてくださり、区役所に2週間展示してもらうことができました。今日はその展示の最終日でした。区役所の方からは「好評なんですよ!」という話をお聞きし、子ども達も喜んでいました。アンケートボックスも設置したので、どんな感想が入っているか楽しみですね。

 3組が作ったのは8か所。本郷台小学校、春日神社、栄図書館、駅前アーケード商店街、ぷらさんぬ(パン屋さん)、本郷台駅、アースプラザ、いたち川です。どの場所も、子どもたちにとって思い出がたくさん詰まった場所なのです。まちの良さを伝えることによって、みんながこの町をもっと好きになるように、自分たちのまちを見て温かい気持ちになれるように、町全体に笑顔が広がるように、という思いで始めたミニチュアですが、活動を進めるにしたがって、自分たちだけの思い出だけでは伝わらないのでは、ということに気付き、まちの方たちの意見や思いも取り入れながらこの8か所に決めました。また、改めてその場所を探検し、細かいところまで再現することによって思いが伝わるようにしよう、写真をとったり、そこにいた方に声をかけたりして現地調査も行なってきました。

 そんな思いを込めたミニチュアは、区役所を訪れた人たちの目に留まり、じっくりと見ていく人たちがたくさんいたそうです。栄区校長会が行われた今週水曜日。校長先生がたも感心してミニチュアを見ていらっしゃいました。そして、アンケートを書いてボックスに入れてくださっていました。皆さんからいただいたアンケートに、どのような手ごたえを感じるかな。

 それにしても、子どもたちがこうした活動を行うことができるのは、まちが好きだから、に他なりません。まちを好きになるということは、そこに温かなかかわりがあったからに違いありません。そうした思いを確かめながらこの活動に取り組んだ子どもたちでした。まちに育てられている子どもたち、幸せだと思います。本郷台のまちは素敵です。