R5.2月9日(木)

 みなさんこんにちは。明日は雪が降るかもしれない、という天気予報が出ているのを子ども達もちゃんと知っていて、うれしいような心配しているような、いろんな気持ちを伝えてくれた登校時の子ども達でした。明日の朝の天気の様子に十分お気を付けください。

 さて、教室を回っていると、5年1組で、4日の土曜日に行った「科学の力はすごいぞイベント!ペットボトルロケットを飛ばそう」の振り返りを行っていました。身近なもので科学の力を味わうことができる、夢を乗せて飛ばしたい、という思いで始まったペットボトルロケットの追求を1年間かけて行っている5年1組。初めは飛ばすのがとても難しく、何とかしたい、と名人を探し出し、三田さんという名人に教えてもらいながら、なんと、飛距離90メートル越え、というところまで、苦労を重ねながら、そしてそのたびに皆で協力して乗り越えながら改良することができました。かがやきステージでおうちの方に飛ばしてもらい、校内イベントで3年生に飛ばしてもらい、そして先日は、お世話になった方々をご招待して飛ばすイベントを行いました。子ども達が企画、立案、実行したイベントに、来てくださった地域の皆様やボランティアの皆様、前校長の芳賀先生はじめ、これまでお世話になり他校に異動された先生方も大いに楽しんでくださったようです。そして、科学の力はすごい!おもしろい!ということを感じられ、笑顔で帰っていかれました。

 振り返りでは、アンケート用紙に書かれていた皆さんの感想をしっかり受け止め、そこからさまざまなことを考えていました。大人も子どもも年齢に関係なく楽しさを共有することができる、という実感のこもった発見、地域の皆さんが自分たちの成長ぶりをイベントを通して感じてくださっていることのうれしさ、温かさ、人とのつながりを再認識してこれからも大切にしていきたいと感じたこと、そして、科学の力のすごさや科学は人を感動させるパワーを持っていることなどなど、体験を積み重ねてきたからこそ、苦労を乗り越えてきたからこそ、そして、三田さんという科学の達人に会ってそのお人柄や科学の面白さを追及し伝えていく生き方にふれてきたからこそ出てきた子ども達の言葉でした。

 来ていただいた皆様、皆様に会うことにより、子ども達はまた大きな学びを得ることができました。ありがとうございました。また、ペットボトルを集めるのに協力してくれた全校のみんな、保護者の皆様、フジスーパーの皆様、ありがとうございました。