★柏陽高校の先生が学びに来ました
R4.10月13日(木)
みなさんこんにちは。今日は寒い一日でしたね。雨も降ったりやんだりでした。昼休みはちょうど雨が上がり、校庭で遊ぶことができました。
さて、今日は、本郷台駅前にある柏陽高校の先生がお二人、小学校に学びにいらっしゃいました。本年度新しく先生になられた先生です。異校種交流といって、自分の勤務している校種(小学校、中学校、高校、特別支援学校など)ではない学校の様子を学ぶことで、子どもの育ちや学びのつながりを理解したり、子ども理解を深めたりすることができる、そんな研修です。1時間目から6時間目まで、いろいろな学年、いろいろな教科等の学習を見てもらいました。
お二人に感想を聞いてみました。
◆子どもたちの主体性を考えて授業を進めているのがよく分かりました。先生が子どもたちが話すことを受け止め、決して否定せずに聞いてくれるので、子どもが自分の意見や考えを言いやすくなっているんだなあと感じました。また、何気ない子どものつぶやきを拾っていて、子どもが安心して発言ができているのだろうと感じました。教室が、学校が、子どもの居場所になっている、そんな安心した子どもたちの姿が印象的でした。
◆子どもたちは友達の意見をよく聞き、その意見に反応してどんどん発言している様子がたくさん見られ、すごいなあと思いました。また、先生が「今日の学習課題はどうしようか」と問いかけると、子どもたちから「こんな感じがいいかな」という声が返ってきて、子どもが学習に主体的に取り組んでいる姿、取り組ませていく先生の姿を感じました。
◆総合的な学習の様子を見てすごいと思いました。特に、子どもたちが気になったこと、興味をもったことから進めていることや、問題解決をしながら進めていることがすごいと思いました。高校では「総合的な探究の時間」となりますが、小・中・高と探究する力が伸びていくようにつないでいきたいと感じました。
そのほか、外国語の授業で、子どもたちがとても楽しそうに取り組んでいること、英語の表現と日本語の表現を比べて表現の幅を広げながら理解を深めていること、子どもたちのやる気を引き出すために先生方がたのしい雰囲気をつくっていることなど、とても印象に残っ多様です。また、国語の物語の学習では、読み手がどのように感じたか、という視点で学習を進めていて、一人ひとりが感じたことを伝えあいながら、いろんな感じ方があることを認め合っている様子も印象深かったようです。子どもたちと遊びたいということで、昼休みには、雨が上がった校庭で1年生と鬼ごっこをして遊んだようです。いい経験ができたと喜んでくださいました。
また、中休みに、校長室にテルテル坊主を作りに来た1年生が何人かいたのですが、その様子を見て、お二人も一緒に作ってくれました。運動会がお天気になりますように、というテルテル坊主です。子どもたちのテルテル坊主と一緒に校長室に飾りました。応援テルテル坊主になって晴れパワーを増してくれることでしょう。
高校生はいきなり高校生になるのではなく、乳児期、幼児期、小学校,中学校の一日、一日を積み重ねて高校生になっていきます。その時期、その時期に大切なことを積み重ねることによって次のステップへと成長していくことができます。子どもの育ちや学びはつながっていること、そのつながりを校種を超えて円滑につないでいくことがやっぱり子どもにとってとても重要であることを改めて感じました。また、高校の先生であるお二人が来てくれたことで、同じ横浜に住む子どもたち、神奈川に住む子どもたちの成長を一緒に願いながら、それぞれの場所で子どもたちを育てていきたいと改めて感じました。