R4.12月1日(木

 みなさんこんにちは。いよいよ12月に入りましたね。

 さて、今日は、読書週間での取り組みの中で行われた1年生と6年生の絵本交流のお話をお届けします。6年生が大好きな1年生は、これまでも国語の教科書で学習した「おおきなかぶ」の音読を6年生に聞いてもらったり、運動会の踊りを見てもらったりと、日常的に交流をしてきています。その一環で、読書週間での取組が行われました。6年生が、たてわりのペアの1年生に絵本の読み聞かせをする、という交流です。6年生は、ペアの1年生が好きそうな絵本を図書館で選び、それをもって1年生のもとへ。1年教室、6年教室、広場、低学年音楽室などに散らばって読み聞かせを行いました。1年生は、6年生が読んでくれる絵本を食い入るように見つめながらお話を聞き、楽しんでいました。6年生は温かく、優しく、気さくに1年生とペアになり、読み聞かせを行っていました。これまでのたてわりの取組や、ペア学年としての取組が、子どもたちの中に自然と積み重なっていることが、子どもたちの自然にかかわる姿から伝わりました。6年生は、最高学年として下級生が楽しい時間を過ごせるようにと考え、行動に移し、1年生は、そんな6年生を、安心できる存在としてそのかかわりを楽しんでおり、きっと1年生はそんな6年生の姿をずっと忘れないのだと思います。自分たちもこんなふうになれたらいいな、という気持ちは、やがて自分たちが最高学年になった時に発揮されるに違いありません。子ども同士の関わりを大切にしながら豊かな心を育んでいこうとしている台小ですが、一人ひとりの心の中でかかわりの温かさが日常的に、そして6年間を通して積み重なり、それが、台小の風土にもなっているのかもしれません。