R5.2月15日(水)

 みなさんこんにちは。今日は5年生が「心のふれあいコンサート」に行ってきました。このコンサートは、横浜市教育委員会の事業で、横浜の子ども達の豊かな感性や創造性を育むために、文化・芸術に身近な場所で触れることができる本物体験を充実させよう、と行っているものです。身近な場所、それは「横浜みなとみらいホール」です。そして演奏は、横浜に活動拠点を置く「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の皆さんです。

 このコンサートを充実した学習にしようと台小の5年生がたてためあては3つ。①プロのコンサートの演奏を楽しみ、心を豊かにしよう。②クラシックコンサートのマナーやルールを知り、ふさわしい態度で聴こう。③電車やホールなどで公共のマナーを守ろう、でした。生のオーケストラの演奏を聴くのは初めてという子たちも多く、良い経験になったと思います。エルガーの「威風堂々」第1番やチャイコフスキーのくるみ割り人形の中の「花のワルツ」、Rシュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」など、一度は耳にしたことがある、そんな子ども達になじみのある曲をたくさん聞くことができました。席は一番前のど真ん中。楽器の音が肌にじかに伝わってくるような席で聞くことができた子ども達。あまりの心地よい音色に時々うとうとしてしまうこともありましたが、これは本当に心地よいから。迫力ある演奏の時は終わった後に「おー!」というため息も聞こえてきました。愛称が「ルーシー」というみなとみらいホールのパイプオルガンの演奏も聴くことができました。拍手のタイミング、ということで初めにご指導をいただいたのですが、「最後の音が天井に上り、下りてきて床にしみこんでいく、そんな余韻をたどって拍手をしましょう」と教えてもらったことに、台小の子たちはもちろん、1000人ほどいた会場の子ども達がそのタイミングをしっかりとらえて拍手しており、感動しました。最後のアンコールの曲では、指揮者の阿部未来さんの指揮に合わせ、手拍子という打楽器で、会場みんなで演奏に参加できたこともいい思い出になったのではないかと思います。会場が一つになる、という感覚を味わうこと。これはなかなかない貴重な経験だったと思います。

 コンサートの後は、臨港パークでお弁当を食べ、遊んできました。広い公園で気持ち良かったですね。ちょっと寒かったけど、お日様が出てきてよかった、よかった!