~れんしゅうしたちからを 使おう~

 入学して半年たった1年生。できることが一つづつ増えてきた中で迎えた初めてのミュージックフェスタ。「なんでこんなに、なんどもれんしゅうするのだろう。」と思った子どももたくさんいたことでしょう。でも、本番でたくさんの人の前で発表したことで、そのわけがわかったはずです。

 1年生は、大きなお口を開けていっぱい息をすって、一生懸命に歌いました。会場から手拍子が何度か入りました。それが楽しくて、何回でも喜んで歌いました。今日は大人の人たちが1年生から「元気」を分けてもらいました。(右の写真)

 「オブラディオビラダ」は初めは、ゆっくりゆっくり練習しました。でも何回かして速めの方が演奏しやすいことがわかりました。タンブリンやカスタネットがどうしても速くなり「しきをみよう!」と何度も声がかかりました。当日の演奏は、会場のみなさんが手拍子で応援してくれてくれたこともあり、みんな指揮をしっかり見ていましたから、ばっちり合いました。敬老席のみなさんが目を細めて応援してくださいました。(左の写真)

 1年生にとって、小さな打楽器を持ち続けているのは、決して簡単なことではありません。練習中、トライアングルやカスタネット、すずなどをうっかり落としたり、ぶつかって音を出したりということがかなりありましたが、本番ではほとんどありませんでした。1年生なりにいい緊張をして無駄な音を出さないように頑張れたのです。できることがまたひとつ 増えました。