9月29日から始めた「なかよしルーム給食」。

 この日は1年生の番でした。「ポークカレー・かんぴょうの甘酢和え・プルーン発こう乳」と多くの子どもが好きな献立だったこともあり、食べている間は部屋中、子どもたちの笑顔があふれていました。しかしそんな楽しい雰囲気が、栄養士による食育クイズが始まると少し変わりました。

 クイズは、今自分たちが食べたものがそれぞれ、「熱やエネルギーになる」黄色の食べもの、「体をつくるもととなる」赤色の食べもの、「体の調子を整える」緑色の食べもののどの仲間かを当てるものでした。これが1年生にはなかなか難しく、正解して「やったー」という子やまちがえて「え~っ」という子など「みんなにっこにこ」というわけにいかなくなったのです。

 それでも問題が進むにつれ、子どもたちなりに仲間分けのポイントがわかってくると、食べているときのような笑顔でいっぱいになってきました。おいしく食べながら、楽しく学べる「食育」をこれからも大事にしていきたいです。