~春風が吹くまで お休みなさい~

 岩井原中のプールそばの花壇の皇帝ダリアは、わずかにつぼみが残っていたので、花を咲かせてあげようと思い、今日まで刈り取らずにおきました。寒の入りとともに、冬将軍がやってきて気温が下がったせいか、それまで青々としていた葉が急激に枯れてしまいましたので、節分を前に刈り取ることにしました。

 28年度初めて花を咲かせた岩井原中学校の皇帝ダリアは、地域の皆様に散歩途中の楽しみを振りまいてくれました。「花を見るのが楽しみ!」という声をたくさん耳にしました。のこぎりで茎の節をごりごり切ると、緑色の茎からわずかに水が流れ出ました。葉は枯れても皇帝ダリアは生き続けていたのです。新聞紙にくるまれて春風が吹くまで、中学校で休眠に入りました。おやすみなさい。(左の写真)

 小学校の北門花壇の皇帝ダリアも、28年度初めて花が咲きました。強風で先の方が折れたにもかかわらす、添え木をすると見事に復活して、年末には小さな花を咲かせてくれました。散歩の常連さんたちは、「あちこちで皇帝ダリアが見られて嬉しい!」と話してくれました。細い茎でしたが、節のところをのこぎりで切り、新聞紙の着物を着せて、こちらも休眠に入りました。(右の写真)

 育ててきた皇帝ダリアすべてが、休眠に入れて一安心。 引き続き、「春の花を咲かせる」を目指します。