~お初にお目にかかります~

 職員室前の4年生校庭花壇に中心から放射状に笹の葉が広がったような植物が出現しました。「もしかして・・・」と思いつつしばらく様子を見ることにしました。半月ほど経過して中央から茎が真っすぐ伸びてきて、ついに白い小さな花が一つ二つ三つとかたまって咲き始めました。鎌倉の谷戸に自生している「やぶみょうが」に間違いありません。どこから種がとんできたのでしょう。実は、駅前ハイツの第五公園(通称ねこ公園)の斜面に自生しているのをみつけて、さすが鎌倉街道が近くに通っているだけのことはあると喜んでいました。

 やぶみょうがは、秋になると黒い実をつけます。この実が風で飛ばされて仲間を増やすのでしょうか。ねこ公園のやぶみょうがの種が富士見台小学校まで飛んできて、富士見台小学校を選んで根を張ってくれたのなら本当にうれしい限りです。自然の営みは不思議なことがたくさんあるので、大切に見守りたいものです。