~音楽の楽しさを 工夫して届けよう~

 合唱「ふるさと」では、「♪きみのふるさと/ぼくのふるさと/ここはふるさと・・」を心をこめて歌い、観客の皆さんの心に染み入るように届けました。体育館に、懐かしいしっとりした空気が満ち満ちていきました。(左の写真)

 合奏「剣の舞」では、激しく、速い曲の展開に みんな食い入るように6年生を見つめました。メロディーはときにゆっくりになり、大きな川がとうとうと流れるかのようになり、体でゆっくりリズムをとる人もいました。やがてまた曲は速くなり、あっという間に終曲。力を入れて聞き入ったので、「フー」と力が抜けました。

 「ライジングサン」は、とにかく楽しい工夫がたくさんありました。打楽器パートが立つ・座るを繰り返しつつ演奏しました。木琴・鉄琴奏者は両手のマレットを頭上にかざしました。さらにステージ上で演奏していた子どもたちは、演奏しつつ踊りながらフロアに下りてきて、またステージに上りました。観客は「あれよあれよ」と手拍子を打ちながら、一緒に楽しみました。6年生は笑顔・笑顔、観客も笑顔・笑顔、まさに音楽を体育館中のみんなで楽しみました。

 6年生にとって小学校生活最後の「ミュージックフェスタ」は最高の思い出になったことでしょう。