~ガマの穂・ミソハギのびのび育つ~

 

 ビオトープがにぎやかです。ガマの穂はすくすく高く伸びました。3か所で育ち風に揺られています。夏休み中ここで子どもたちの活動の様子を見つめながら、夏の風に吹かれています。強い風が吹いてもしっかりここで頑張れます。

 下で咲くのはミソハギです。お盆のころから咲くので、地方では「ぼんばな」と呼ばれています。ガマの穂とミソハギを組み合わせて生けると、「夏が来た」という雰囲気が漂います。学校に自然の花が咲いてくれるのは、ありがたいことです。地味な花なので、子どもたちはあまり気にしていませんが、声をかけて知らせるようにはしています。

 写真を撮っていると、どこからか赤トンボが飛んできて、池のはじにとまりました。赤いからだがひときわ鮮やかでした。もう赤とんぼがとんでくる頃になったのです。ささやかな水辺があるおかげで、とんぼたちが来てくれるのは、うれしいことです。