~黄色い水辺の花 君の名は?~

 ビオトープの水中から伸びたつるの先から花が咲いているのを見つけました。葉は水の表面に浮かんでいますが、花の茎は水面から3㎝くらいのところで咲いています。中休みにこの花を見つけた子が「初めて見た花だ!」「見て!見て!」「どれどれ。」

 さっそく図書室へ行って、図鑑で調べ始めました。葉っぱの形から「ひつじぐさ?」と思って探したら、花の色は「白」これは違う。黄色なら「コウホネ?」を探したら、花の形がもっと丸くて、葉っぱの形がもっと細いから違う。では・・・「アサザ」花は水面より上にでて、朝に開き午後には閉じます。これです、朝に開く「アサザ」です。つるから花芽が立ち上がる様子もそっくり。中休みの頃には咲いているけれど、昼休みには閉じてしまいます。朝に開くアサザです。中央に星の形がくっきり見えて、まわりに黄色いフリルがひらひら揺れています。

 朝に咲くので、朝がつきますがアサガオの仲間ではありません。アサガオ科ではなくて、ミツガシワ科です。

「アサザさん!また来週の朝がきたら、ビオトープでお会いしましょう。」