【きょうの献立】はいがごはん 炒めなます 白玉ぞう煮 ツナそぼろ 牛乳

【ぞう煮】日本には、正月にぞう煮を食べる習慣があります。新しい年を迎えるにあたり、「今年も作物がたくさん実りますように」と願いをこめて、収穫した作物やもちを年神様にお供えします。その作物ともちを煮て食べたものが「ぞう煮」です。ぞう煮に入れるもちの形や味つけ、中に入れる材料は、地域や家庭によって違います。(「ぱくぱくだより」より)

  「わ~い。おぞう煮だいすき!」「うれしいな、うれしいな。」「もっちもちだ。」「おもちがたくさんはいってるぞ!」子どもたちは、白玉ぞう煮に大喜びしていました。

 炒めなますにも「あまい!」「おいしい。」「あまいけどすっぱい。」などの声。ふだん出てくる「甘酢のなます」は、子どもにとっては、すっぱさが強いようですが、炒めなますはすっぱさがやさしくなり、子どもたちも食べやすそうでした。「もっと食べたい。」という子もいるくらいで、どのクラスもすべて食べきっていました。白玉ぞう煮も人気で次々おかわりして、最後に残ったはいがごはんやツナそぼろもよろこんで食べていました。

 関東地方はおすましのぞう煮ですが、白みその地方、あずきぞう煮の地方もあるそうです。田舎へ帰って地方独特のおぞう煮を味わった子どももいることでしょう。その土地ならではの味に出会えることはすばらしいことです。