~十五夜を味わおう~

 <きょうの献立>

 ごはん 月見汁 磯香あえ さけそぼろ 牛乳

 <十五夜>

 9月15日は、十五夜です。この時期は、一年の中でいちばん空がすみわたり、明るく美しい満月を見ることができます。

「秋は、いろいろな農作物が取れる時期です。そこで十五夜には、米の粉で作っただんごやこの時期にとれるさといもを月にお供えし、秋の収穫に感謝します。きょうの給食は、十五夜にちなみ、白玉だんごが入った月見汁です。」(ぱくぱくだより)

 1年生も毎日の積み重ねの成果があがり、おかずをよそうのも子どもたちでやれるようになりましたが、汁物の中身をよく見て配るのは、まだまだ難しいようでした。昨日の給食では配膳後、見まわると白玉だんごが一つも入っていない子もいましたので、みんなに一つずつ分けてあとはおかわりするようにしました。

 「おつきさまは、やわらかくてつるんとしてる。」「おいしい。」「ぜんぶ食べたから、おかわっりしようっと。」「あ、おつきさま4こもはいってた。」「みんなにまわして。」「ひとつおかわりできて、よかった。」・・・

 みんなお月様の白玉だんごをよく噛んで味わうことができました。

 昨夜は、空一面雲が広がっていましたが、8時過ぎ雲が切れて月がはずかしそうに顔をだしました。「仲秋の名月、十五夜の月」です。しばらく静かな空を見上げていますと、月がこうこうと輝き始めました。子どもたちは給食で月見汁のなかのお月様を食べたことを思い出してくれたでしょうか。