6年生の合唱曲は「ふるさと」です。「♪あさやけいろの 空に またたく星ひとつ/小さな光が照らす 大いなる勇気・・・・雨降る日があるから 虹がでる 苦しみぬくから強くなる ・・・・進む道も夢の地図も それはふるさと~」一言一言心に響く歌詞が続きます。6年生は歌詞の意味を考え、歌い方もテープで聞きながら良いところ、改善すべきところを話し合って練習を進めています。「『あさやけいろのそらに~』『またたく星ひとつ~』のところが伸ばし切れずに、切って歌った。」「『きみのふるさと~』『ぼくのふるさと~』『ここはふるさと~』ののばし方が短かったと思う。」など話に出てきたところをテープで確かめて聞いてから、もう一度歌ってみました。今度は一つずつ意識して歌えました。息もたっぷりすって思いっきり歌える人がたくさんいました。

 指揮も伴奏も児童が担当していますが、伴奏者が「今までみんなの歌う声が良く聞こえてこなかったけど、今日はよく聞こえて気持ち良く歌っている声だった。」指揮者も「のばすのが短くて、ぶちぶち切れていたところがしっかりつながって聞こえたので、すごく良かった。」と自分たちの変化を実感していました。

 だれにも「ふるさと」があります。子どもたちが一生懸命に歌う「ふるさと」は、きっとそれぞれの「ふるさと」を思い出す歌になるだろうと思います。さらに素敵な「ふるさと」になりますように。