気がつくと12月。菊の花の情報を載せたか定かではないので、報告します。

 「1年中の歌」という歌があります。「おめでとう1月/積もる雪2月/ひなまつり3月/・・・・あおいそら10月/きくのはな11月/クリスマス12月」と続きます。この歌を教えながら、意外なことを知りました。子どもたちが「きく」を知らなかったのです。チューリップ・ばら・さくらは知っていましたが、「きく」は知らなかったのです。そこでクラスの便りに「子どもたちは「きく」を知りません。庭にきくがあったら一枝ください。」と書きました。きくの花が一枝ずつ集まってきました。子どもたちは興味津々で「これがきくの花か」とみつめました。そういえば、校内にきくの花が植えてありませんでした。子どもたちは家の中で「きく」に出会わないのでしょう。たまに公園に咲いていることがありますが、花の名前を知らないのですからわかるはずがありません。

 そこで、学校に植えることにしました。花びらが全部黄色いきくと、真ん中が黄色くて花びらが赤いきくです。黄色いきくはとっくに枯れてしまいましたが、赤い花びらのきくは頑張って咲いています。今年はフェンスを乗り越えて大きく広がって咲きましたので、子どもたちの目に入ったと思います。「きく」の名札をつけて、毎年知らせ続けようと思います。