~白花ホウセンカ 種取順調!!~

 6年生の理科で、植物が水分や養分を根から吸い上げることを観察するために、白花ホウセンカを育てています。市販のホウセンカの種は、ミックスでピンク・赤・白はほんの少しです。水に食紅を溶かした水溶液に花の咲いたホウセンカを根っこごと入れておくと、花びらのまわりが点々と赤みを帯びてくるのです。ピンクや赤の花だと、色がくっきり見えにくく、水分を吸い上げる様子がはっきり見えないのです。その点、白花だと赤い点々が誰にもよく見えるので、白花ホウセンカが必要なのです。(左の写真)

 数年前理科研究会から白花ホウセンカの種をいただき、育ててみましたが 種が熟すのを待っていたら種取ができませんでした。次の年、実がまだ黄緑のうちに種取をやってみました。まだ種が白いのもありましたので、白いのは除いて黒くなっているのだけ取り出して集めました。白花ホウセンカの種取のこつがわかったので、続けていこうと思います。

 種に白い筋が浮かび上がってきたら、取時です。毎日見て、種の育ち具合を観察して 筋の入り具合を観察して雨に降られていないかを観察して、「取時」だと判断して種を取ります。今年は、種がたくさん取れそうです。(右の写真)