ここ1ヶ月くらいのことです。中休み職員室にいると、5年生の子どもたちが校庭側のとびらをあけて「すみませ~ん、『のりまき』かしてくださ~い。」と言って左の写真に写っている青い筒状のものを借りていきます。中には「のりまき」ではなく「『ちくわ』をかしてくださ~い。」という子もいます。

 青い筒状のものの正体は鉄棒の補助具です。

 前期末に体育で「鉄棒」の学習をした5年生は学習が終わっても、休み時間になると鉄棒に集まってきて、自主的な取組をしています。そして補助具を使う子どもたちの多くは、通称「地獄まわり」という技の練習に励んでいます。見ているこちらは目が回りそうな技なのですが、子どもたちはうまく回れるととてもうれしそうにしています。

 だれに言われるでもなく、動きの高まりをめざして自分から進んで練習に取り組む子どもたち、とても素晴らしいです。きっと低学年の子どもたちのよい見本となることでしょう。