【5年生】チョークプロジェクト~「もったいない」から始まる学び~
3組のユリノキの時間では、学校で毎日使われているチョークに着目した「チョークプロジェクト」に取り組んでいます。学習の出発点は、子どもたちの素朴な疑問でした。「使い終わったチョークの粉は捨てるしかないのだろうか。」 「もう一度使うことはできないのだろうか。」子どもたちは、普段何気なく捨てられているチョークの粉に目を向け、再利用の方法について調べ始めました。そして、調べるだけでなく、実際にチョークの粉から新しいチョークを作る活動に挑戦しています。
活動の中では、チョークの粉の量や水の量を変えながら試作品を作り、「水を入れすぎるとベタベタになる。」 「粉をもっと細かく砕いた方がよい。」 「色をそろえるときれいになる。」 「もっと大きいチョークを作りたい。」など、多くの気付きが生まれました。また、作ったチョークが実際に使えるのか、黒板に書けるのか、黒板消しで消せるのかなど、自分たちで確かめながら改善を重ねています。さらに子どもたちの学びは、教室の中だけにとどまっていません。
子どもたちは、資源循環の取組を行っているサーキュラーYokohamaとの連携についても考え始めています。「学校で出るチョークの粉を学校で再利用できることを伝えたい。」 「もっと多くの人に知ってもらいたい。」 「横浜市の人たちにも広げていきたい。」そんな思いが、振り返りの中に表れていました。
新橋小学校では、「ストーリーのある学び」を大切にしています。3組の学びは、「もったいない」という小さな気付きから始まりました。そして、調査や試作、検証を繰り返しながら、自分たちなりの解決方法を考え、さらに社会へ発信しようとしています。ユリノキの時間は、調べて発表して終わる学習ではありません。身近な疑問から問いを生み出し、人や社会とつながりながら、自分たちなりの答えを探究していく学習です。これから3組の子どもたちが、このプロジェクトをどのように発展させていくのか、とても楽しみです。資源を大切にすることや持続可能な社会について考える子どもたちの学びは、これからさらに広がっていきそうです。

