5年生の図工では、「言葉から思いを広げて」の学習に取り組んでいます。子どもたちは、物語や読み物の中から心に残った言葉や場面を選び、そこから広がるイメージを絵で表現しようとしています。

この日の教室では、まだ作品づくりは始まったばかり。子どもたちは友達や教師と対話しながら、自分だけの表現を模索していました。ある子は物語の一場面を思い浮かべながら構図を考え、またある子はiPadで参考となる画像を見ながら、色や形のイメージを膨らませていました。物語そのものを映し出すのではなく、自分が感じたことや心に残った思いをどう表すか、一人ひとりが真剣に向き合っていました。

教室では、図工専科が子どもとたちと、「どんなところが心に残ったの?」「その気持ちはどんな色で表せそうかな」「もっと伝わる構図はあるかな」と対話を重ねていました。子どもの思いや考えに寄り添いながら、その子らしい表現を引き出そうとしています。

友達同士で作品の構想を見せ合い、交流する姿も見られました。同じ物語を読んでいても、心に残る言葉や思い描く世界は一人ひとり違います。その違いを認め合いながら、自分の表現を広げていく様子が印象的でした。これから子どもたちの思いが、どのような色や形となって表れていくのか、完成が楽しみです。