校舎を歩いていると、子どもたちの学びは教室の中だけではないことに気付かされます。2年生の廊下には、「ふわふわことば」と題した掲示がありました。「ありがとう」「だいすき」「がんばろう」「すてきだね」「いっしょにあそぼう」「どうぞ」など、相手の心が温かくなる言葉が、色とりどりのハートに書かれています。毎日の学校生活の中で、友達を大切にしたり、相手を思いやったりするためには、どのような言葉を使えばよいのかを子どもたちなりに考えることができる掲示です。また、その隣の学年本棚には、「ふわふわことばとちくちくことば」や「ことばいいかええほん」といった本が紹介されていました。掲示と読書環境がつながることで、子どもたちは廊下を通るたびに言葉について考えたり、本を手に取ってさらに理解を深めたりすることができます。教室で学級活動や道徳の時間に考えたことが、廊下の掲示によって日常の中で繰り返し意識されます。そして、本棚に並ぶ本との出会いが、自分自身の言葉遣いを見つめ直すきっかけとなります。授業だけでなく、校内の環境そのものが子どもたちの学びにつながるよう工夫しています。相手を大切にする言葉が自然に飛び交う学校を目指し、これからも温かな人間関係を育む環境づくりを進めていきたいと思っています。2年生の廊下に掲示された「ふわふわことば」。友達を大切にする言葉が色鮮やかに紹介されています。学年本棚に並ぶ「ふわふわことば」に関する本。掲示と読書を結び付けながら、子どもたちの学びを支えています。