1年生では、「ほめにっき」に取り組んでいます。このノートには、その日の出来事や頑張ったことを書くだけでなく、自分のよさや成長を見付け、「ほめことば」で自分自身を認めることを大切にしています。

ノートの最初のページには、「じぶんをほめることをさがして、かならずさいごにほめことばをかきます。」「ほかの人とじぶんをくらべるのではなく、じぶんでよいと思ったことをかきます。」とあります。子どもたちは日々の生活の中で、自分なりの頑張りや成長を振り返りながら、自分を大切にする気持ちを育んでいます。

ある子は運動会について、「6年生が前にいても、はずかしがらずにおどれた。ないす。」と書いていました。自分の挑戦や努力をしっかり見つめている様子が伝わってきます。

この「ほめにっき」は、子どもだけで完結するものではありません。担任が一人ひとりの記述に目を通し、その頑張りや成長を認める言葉を書き添えています。さらに週末には、ご家庭にもご協力いただき、保護者の皆様から温かなコメントをいただいています。子ども自身、担任、保護者がそれぞれの立場から子どものよさを認める「トライアングルほめにっき」となっています。

学級全員のほめにっきに目を通し、一人ひとりに言葉を返していくことは簡単なことではありません。しかし、その積み重ねが子どもたちの自信や意欲につながっているように感じます。自分のよさに気付き、それを言葉にすること。そして周りの大人がその姿を認めること。このような日々の積み重ねは、自分自身を肯定的に捉える力や、友達を思いやる心を育む大切な土台となっています。これからも子どもたち一人ひとりのよさを大切にしながら、自分も友達も大切にできる子どもたちを育んでいきたいと思っています。