入学以来、ペア学年として様々な場面で支えてくれている6年生に、「『ありがとう』の気持ちを伝えたい。」―そんな思いから、1年生は国語の学習「はなのみち」の音読発表会に6年生を招待しました。教室の黒板には「おせわになった6ねんせいに じょうずになった おんどくを きいてもらおう」と、この時間のめあてが書かれています。1年生は、これまでの学習の中で、言葉のまとまりやリズムに気を付けながら、繰り返し音読練習に取り組んできました。当日は、少し緊張した様子も見られましたが、6年生を前にすると、声の大きさや速さに気を付けたり、文の切れ目で間をとったりするなど、「伝える相手」を意識した音読をする姿が見られました。音読カードや掲示物にも、「よいこえで」「はっきりと」「きをつけてよもう」といった自分たちのめあてが表されており、一人ひとりが目的意識をもって取り組んできたことが伝わってきます。1年生にとって本単元は、単に正しく読むだけでなく、「だれに、どのように伝えるか」を意識しながら読むことを通して、言葉の響きやリズムを味わい、表現する楽しさを感じることがねらいです。また、聞き手となる6年生の存在が、子どもたちにとって大きな励みとなり、よりよい音読を目指そうとする意欲の高まりにもつながりました。発表後には、6年生から温かい拍手や感想が送られました。これまで優しく関わってくれた6年生に、音読という形で思いを届けることができた時間となりました。