9/3日、開校記念式をテレビ放送で行いました。今年の開校記念式では、岡本先生が、新橋小学校の55年の歩みを振り返るとともに、校歌に込められた思いについても学びました。開校当時の校舎や校庭の写真が映し出されると、子どもたちは現在の学校との違いに目を向けていました。「体育館がまだない」「校庭の様子が今と違う」「図書館は別の場所にあったんだ」など、写真から当時の学校の様子を読み取りながら、新橋小学校の歴史に思いを巡らせていました。

また、式の中では校歌が開校5周年を記念してつくられたことも紹介されました。当時は校歌の候補が複数あり、その中から現在の校歌が選ばれたそうです。子どもたちは、なぜこの校歌が選ばれたのか、その歌詞にはどのような願いが込められているのかを考えながら話を聞いていました。校歌に歌われている「あかるいまど」という言葉には、子どもたちが明るく学び、希望をもちながら成長してほしいという願いが込められています。また、地域や仲間とのつながりを大切にしながら歩んでいく学校であってほしいという思いも表されています。子どもたちは校歌の言葉を手掛かりに、「なぜこの言葉が選ばれたのだろう」「当時の人たちはどのような学校を目指していたのだろう」と考えながら、新橋小学校の歴史を見つめていました。歴史を学ぶことは、昔の出来事を知ることだけではありません。当時の人々の願いや思いに触れ、それが今の新橋小学校にどのようにつながっているのかを考えることでもあります。校歌や写真、資料を通して、新橋小学校の歩みをより身近に感じる時間となりました。

式の後半には、4年生による「新橋小学校新聞」の発表が行われました。4年生は国語の学習の中で、学校の歴史や学校の魅力について取材や調査を重ねてきました。校長先生や教職員へのインタビュー、学校に残る資料の調査などを通して見付けたことを、自分たちなりに整理し、全校へ向けて発信しました。取材や調査を進める中で、子どもたちは改めて新橋小学校のよさや魅力に気付き、その学びを全校へ届けてくれました。

そして式の最後には、全校で校歌を歌いました。今年は、5年生が開校記念式に向けて新たに録音した校歌の音源が使われました。5年生の歌声に合わせて、各教室で全校児童が声を合わせて校歌を歌いました。

開校記念式は、過去を振り返るためだけの日ではありません。これまで受け継がれてきた歴史や伝統を知り、今の新橋小学校のよさを見つめ直し、未来へつなげていく日でもあります。55年という長い歩みの中で、多くの人々が新橋小学校を支え、学校の歴史を築いてきました。その思いを受け継ぎながら、子どもたちもまた新しい歴史をつくっていきます。これからも新橋小学校は、「えがお・なかよし・チャレンジ」を大切にしながら歩みを進めていきます。校歌に込められた願いを受け継ぎ、歴史を学び、今を見つめ、未来へつないでいく。55年目を迎えた新橋小学校にとって、そのことを改めて確かめる開校記念式となりました。