10/17(土)に開催した運動会から、代休日を挟んで迎えた10/20(火)。学校の中には運動会の余韻が残る一方で、子どもたちは早くも次の学びへと歩み始めていました。新橋小学校では、行事を「やって終わり」にしません。運動会で何を感じたのか、どのように頑張ったのか、友達のどんな姿が心に残ったのか。その経験を振り返り、自分の成長として価値づけていくことを大切にしています。学年によって振り返り方は様々です。

1年生は学年全体で集まり、運動会で頑張ったことをみんなで出し合っていました。「50メートル走をがんばった」「応援合戦でみんなと声を出した」「大玉送りで協力できた」子どもたちの言葉からは、自分の頑張りだけでなく、友達と力を合わせた経験や仲間とのつながりが数多く語られていました。教室には、運動会前から大切に育ててきた「えがおのはな」「なかよしのはな」「チャレンジのはな」が掲示されていました。子どもたちは、自分たちの姿を振り返りながら、「どの花が育ったのか」を確かめていました。また、階段掲示には運動会実行委員会の足跡も掲示されていました。運動会の経験が子どもたちの中だけでなく、学年の財産としてしっかりと残されています。2年生でも、担任と子どもたちとの対話を大切にしながら振り返りが進められていました。自分の頑張りや友達のよさ、運動会で学んだことを一つ一つ言葉にしながら整理していく姿が見られました。3年生では、実行委員を中心に学年目標の「協力」「思いやり」「チャレンジ」のどんなことが育ったのか振り返りました。それぞれの教室では、子どもたちが運動会を振り返りながら思ったことを出し合い、それらを黒板いっぱいに整理していました。「玉入れ」「応援」「ダンス」など、種目ごとに子どもたちの言葉が並びます。一人ひとりが感じたことを共有しながら運動会での価値を確かめていました。4年生は、運動会当日の映像を大型モニターで見返しながら振り返りを行っていました。自分たちの姿を客観的に見つめ直しながら、「めあてに向かって頑張れたか」「友達のよかったところは何か」「他学年の姿を見て何を感じたか」「今回の経験をこれからどう生かすか」について、振り返りカードにまとめていました。自分だけを見るのではなく、友達や他学年の姿にも目を向けながら考える姿に、学びの深まりを感じました。6年生は、今年の運動会において競技や演技だけでなく、応援団や係活動など、多くの場面で学校全体をリードしました。当日の競技だけでなく、準備や運営、下級生を支える役割も担い、自分たちの力で運動会を創り上げてきました。たてわり応援席では、1年生を気遣いながら優しく声を掛ける姿や、移動や応援を支える姿も数多く見られました。最高学年としての責任を果たしながら、学校全体のことを考えて行動する姿は、下級生にとって目指すべき姿となっていました。校内を歩くと、5年生の学年掲示には、運動会の写真や記録がすでに掲示されていました。三浦宿泊体験学習と同じように、運動会もまた子どもたちの成長のストーリーとして積み重ねられています。

学びは一つひとつが独立しているのではなく、つながりながら積み重なっていきます。だからこそ新橋小学校では、行事そのものだけではなく、その後の振り返りを大切にしています。運動会という大きな行事を通して、子どもたちは確かに成長しました。そして今、その成長を振り返りながら、自分の言葉で価値づけし、次の学びへとつなげていきたいと考えています。