【3年生】くぎと木が広げる発想の世界
3年生の図工では、「トントンどんどん くぎうって」の学習に取り組んでいます。木材にくぎを打ちながら、形や並び方のおもしろさを見付け、自分だけの作品づくりにつなげていく活動です。
教室をのぞくと、子どもたちは軍手を着け、安全に気を付けながら金づちを使っていました。最初は慎重にくぎを打っていた子どもたちも、活動が進むにつれて「こんな形になったよ」「もっとたくさん打ってみたい」と発想を広げ、夢中になって取り組む姿が見られました。くぎが一本増えるたびに見え方が変わり、思いもよらない形が生まれることが、この教材の大きな魅力です。黒板には、「うっていくと、どんな形を見つけられるのだろう」「つくりながら、想ぞうをふくらませよう」と示されていました。あらかじめ完成形を決めるだけでなく、素材とかかわりながら考え、試し、つくり変えていくことを大切にした学習です。子どもたちは木やくぎの特徴を確かめながら、「次はどこに打とうかな」「こっちから見ると何かに見える」と、自分なりのイメージを膨らませていました。また、活動を安全に進められるよう、金づちの持ち方やくぎの打ち方、後片付けの方法についても丁寧に確認していました。掲示された資料を活用しながら、道具を正しく扱う力を身に付けていくことも、この学習の大切な目的の一つです。
図工の時間には、木とくぎというシンプルな素材に向き合いながら、子どもたち一人ひとりが自分らしい表現を追究していました。楽しさの中にも、「試してみる」「工夫する」「安全に扱う」といった大切な学びがたくさん詰まっています。これからどのような作品が生まれるのか、完成が楽しみです。
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