朝会で、弥生台駅で本校の3年生の児童とやりとりした際の話をしました。駅の切符売り場近くにある、視覚に障害のある方のための点字案内板を見ながら、その児童は「このスピーカーはどうすると音が出るのかな」「何が流れてくるのかな」と興味をもっていました。実際に案内板の前に立つと音声案内が流れることを発見し、その仕組みへの関心をさらに高めていました。また、その児童は、点字案内板へと続く黄色い点字ブロックについても、目の不自由な方が足の裏の感覚で進む方向を確かめられるように設置されていることを知っていました。身の回りにある設備や仕組みに関心をもち、自分で確かめて分かったことを語る姿からは、学ぶことを楽しむ気持ちや豊かな知的好奇心が伝わってきました。その知的好奇心を見習って点字ブロックをたどってみました。すると、点字ブロックが点字案内板へとつながっていることや、点字ブロックには一種類だけでなく、丸い突起のあるものや細長い突起のあるものなど、異なる種類があることに気付きました。こうして、これまで意識していなかったさまざまな工夫を発見することができました。そして、弥生台駅には、多様な人々が安心して利用できるよう、たくさんの配慮が施されていることを改めて知ることができました。「なぜだろう」「どうしてだろう」と疑問をもち、自分で確かめてみることで、新しい発見や学びが生まれます。また、その発見は知識を増やすだけでなく、自分とは異なる立場の人への理解や思いやりにもつながります。朝会では、知的好奇心をもつことの大切さや、人にやさしい社会を支える工夫について考えました。新橋小学校では、これからも子どもたち一人ひとりの「知りたい」「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、主体的に学ぶ力と豊かな心を育んでいきたいと思っています。