道徳科の授業「えがおいっぱい」では、「よりよい学級生活の充実」をねらいとし、友達とよりよく関わりながら、みんなが気持ちよく過ごせる学級づくりについて考えを深めました。授業では、教材文「えがおいっぱい」をもとに、登場人物の思いや学級での出来事を手がかりに、「みんなで自分たちのクラスをえがおいっぱいにするためには、どんな考えが必要だろう」という問いを中心に学びを進めました。黒板には「良い点」「問題点」が整理され、登場人物の言動について多面的に考えることができるよう工夫されています。さらに、場面を視覚的に捉えられる挿絵やカードを効果的に配置することで、子どもたちは状況を具体的にイメージしながら考えを広げていました。子どもたちは積極的に発言し合い、意欲的に学びに取り組んでいました。担任は、子どもたちのつぶやきや意見を丁寧に受け止めながら問い返し、対話が深まるよう働きかけていました。また、ワークシートを活用し、個人で考える時間と友達と交流する時間とを往還させながら、学習を展開しました。子どもたちは、自分の考えを書き留めることで思考を整理し、その後の話合いでは自信をもって発言することができていました。発言を板書に整理することは、子どもたちの思考を深めやすくするための大きな支援となっています。子どもたちは自分たちの生活と重ねながら、「これから自分ができること」について考えようとする姿勢を見せていました。板書計画やワークシートの準備、そして子どもたちの思いを引き出す指導が、温かく深い学びの場をつくり出していました。