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更新情報

個別支援学級前の2ホールには、50周年記念行事で飾られていた創立当時から現在に至るまでの学校の歩みを伝える写真を掲示しています。開校当時の様子や体育館が新しくなった時の記録、初めての卒業式など、学校の歴史をリアルに感じることができます。掲示された写真は、子どもたちにとって目に見える貴重な資料となり、地域や学校の歴史についての学びを深めるきっかけになっています。足を止めて写真を眺め、学校の歴史に触れたり、新橋小出身の保護者を探したりする子どもたちの姿も見られます。こうした取組を通して、子どもたちは地域や学校の歩みを知り、学びをより豊かに広げています。

    

新橋小学校では、「全校縦割り活動」を教育の柱の一つとして位置づけ、年間を通して異学年の交流を大切にしています。この活動は、上学年が下学年を思いやり、支えながら行動することで、互いに成長し、学校全体に温かな絆を広げる取り組みです。先週から、6年のそれぞれのクラスで計画した1年生との交流会が行われました。6年生は「1年生に楽しんでもらいたい」という思いを込めて、追いかけっこや簡単なゲームを準備。校庭では、6年生が1年生の手を取り、一緒に走ったり遊んだりする姿が見られました。特に印象的だったのは、6年生が1年生に分かりやすいように言葉を選び、優しい口調でルールを説明していた場面です。最高学年としての頼もしさと成長が感じられました。交流会の最後には、6年生と1年生が笑顔で手をつなぎ、校庭から教室へ戻る姿がとてもほほえましく、温かな雰囲気に包まれていました。このような関わりは、入学当初の配膳のサポート、運動会でのペア学年としての活動、そして今後予定されている絵本の読み聞かせなど、年間を通して続く縦割り活動の一場面です。6年生がリーダーシップを発揮し、1年生を思いやりながら支える姿は、学校全体の絆を深め、子どもたちの心を豊かに育んでいます。11/13日(木)に予定していた全校縦割遠足は延期となりましたが、11/20日(木)の実施を楽しみにしています。これまで紡いできた異学年との温かな関わりや、高学年のリーダーシップがさらに発揮されることを期待しています。

   

3年生は社会科「農家の仕事」の学習で、農家が作物を育てる一連の作業(土づくり、種まき、手入れ、収穫、出荷)や、地域の人々との関わりについて学んでいます。事前に、資料を使って農家の仕事を調べ、疑問に思ったことやさらに調べたいことを整理しました。その後、地域の中丸さんの畑におじゃまし、実際に農家の仕事を体験しました。畑では、野菜が育つ様子を間近で見たり、土の感触を確かめたりしながら、「どうしてこの畑ではこの野菜を育てているの?」「水やりの工夫は?」など、事前に考えた質問を積極的に投げかける姿が見られました。子どもたちは、農家の方の説明を聞きながら、野菜を育てるための工夫や大変さ、地域とのつながりを実感しました。「お店に並ぶまでにこんなに手間がかかっているんだ」「地域の人が協力しているんだ」という気づきも多くありました。今回の体験を通して、農家の仕事の大切さや、食べ物が私たちの食卓に届くまでの過程を深く理解することができました。

 

6年生では、国語「鳥獣戯画を読む」に取り組んでいます。この単元では、絵巻物『鳥獣戯画』の魅力や価値を論じた文章を読み、筆者のものの見方や表現の工夫を深く考えます。子どもたちは、学年オリジナルの学習カードを使って自分の考えを整理しながら、絵と文章の関係や筆者の主張を丁寧に読み取っています。6年3組の授業では、担任が一人ひとりの思考に寄り添い、個に応じた声かけを行うことで、児童が安心して自分の意見を表現できる雰囲気が生まれていました。「どうしてそう思ったの?」「絵のどこにその工夫があるかな?」といった問いかけを通して、子どもたちは自分の考えをさらに深めていきます。穏やかなやり取りの中で、互いのよさを認め合いながら学び合う姿が印象的でした。最後には、読み取ったことを生かして、日本文化の魅力を伝える文章を書く活動へとつなげ、学習のまとめとしていく予定です。6年3組では、一人ひとりがしっかりと考え、担任との対話を通して質の高い学びが積み重なっています。

    

​地域とともに子どもたちの学びを豊かにしていくため、第2回学校運営協議会を開催しました。今回は「地域をフィールドにした探究的な学びの実際」と「教職員の働き方」について話し合いました。新橋小学校では、子どもが主体となる学びをめざし、地域と連携した活動を進めています。最高学年の6年生をはじめ、総合的な学習の時間において、担任と相談しながら子ども自身が課題を設定し、地域と協力した学習が展開されています。1~6年生まで地域の事業所「ぴぐれっと」さんとの系統的な人権学習を継続し、見学・交流・共同活動を通して他者理解を深めています。さらに、地域に住む大貫さんの畑を活用した食育や、公共機関・農家・河川局との連携による体験的な学びについても共有しました。また、現在、学校全体として教員の時間外勤務が長くなる傾向があることも共有しました。委員の皆様からは「地域の温かさを子どもたちに感じてもらえる活動を続けてほしい」「学校の頑張りは伝わっているが、もっと見える機会があるとよい」「先生方の元気が一番。それを地域で支えていきたい」「働き方改革は急務。先生方が疲弊しないよう、地域でできることを考えたい」といった温かい意見が出されました。職員一丸となって、子どもたちのために全力を尽くし、学びの質を高めていきたいと考えています。同時に、教職員の働き方についても改善を図り、持続可能な学校運営をめざします。地域の温かい後押しが、私たちの力となっています。これからも、学校と地域が一体となって、子どもたちの笑顔と学びを支えるために歩みを進めていきたいと考えています。

11月に入り、夏の暑さを忘れてしまう程に涼しい日が続いています。子どもたちは秋を探しに学校内を探検しています。落ち葉やドングリ、ススキを見つけて、どのように遊べるか考えました。落ち葉の模様をこすり出したり、ドングリを転がして迷路を作ったり、想像を広げて遊んでいる姿が見られました。

   

3年生は、総合の学習で「阿久和川のまほろば」について学びました。今の阿久和川について知り、今ある「阿久和川のまほろば」を今後どんな場所にしていきたいかを、市の職員の方々と一緒に考えました。豊かな自然を守ることや、子どもからお年寄りの方まですべての人が触れ合える場所にすることをテーマに、それぞれが考えを出し合っていました。

  

 

10/6(月)に、JAさんのご協力で、乾燥させた稲穂の脱穀・精米を行いました。足踏み脱穀機を使ってもみを外したり、機械で精米したりする作業を体験することを通して、普段食べているお米がたくさんの手間と時間をかけて作られていることを学ぶことができ、貴重な体験となりました。

生活・総合学習の一環として、相澤良牧場へ見学に行きました。全校遠足に向けて、個別支援級の中でのたてわりグループを設定し、友だちと一緒に安全に歩く練習をしました。牧場では牛やヤギを間近で見学させていただき、「目が丸くて可愛い。」「この子は小さいからまだ赤ちゃんかな。」など、愛着をもって見学することができました。

​11/7(金)泉公会堂にて開催された泉区小学校児童音楽会に、新橋小学校の児童が参加しました。本校からは、3年生の児童が出演し、リコーダー奏「森のささやき」と合唱「U&I」を披露しました。指揮は1組担任吉田沙織先生、伴奏は音楽専科の渡邉くみ子先生が担当し、子どもたちは練習の成果を存分に発揮して、心を込めた素晴らしい演奏を泉区全体に届けました。音楽会当日の朝、体育館にて全校児童と3年生の保護者の皆様を前に、本番さながらの演奏を披露しました。温かい拍手に包まれながら、仲間とともに音楽を創り上げる喜びや、表現する楽しさを改めて感じることができました。音楽会の会場では、子どもたちの真剣な表情と音楽に向き合う姿勢が、聴いてくださった皆様の心に深く届いたことと思います。この音楽会を通して、子どもたちは大きな達成感と自信を得ることができました。温かい拍手と声援で応援してくださった保護者の皆様に心より感謝申し上げます。