図書室には現在、「宮沢賢治の世界へようこそ」と題したコーナーが作られています。天井には『やまなし』の世界をイメージした青色の装飾が広がり、その下には『やまなし』をはじめ、『注文の多い料理店』『銀河鉄道の夜』『よだかの星』など、宮沢賢治の作品を紹介するカードが並んでいます。

これらのカードは、6年生が国語科で学習した『やまなし』をきっかけに作成したものです。子どもたちは作品を読み深めるだけでなく、作者である宮沢賢治への関心を広げ、さまざまな作品に触れながら学習を進めてきました。そして、それぞれが読んだ作品の魅力や心に残ったことを、自分の言葉でまとめています。

また、掲示の上部には宮沢賢治の世界観を表現した幻想的な絵画作品も飾られています。学校司書が掲示したこの作品は、子どもたちの学びをさらに豊かにするとともに、本への興味を高める環境づくりの一助となっています。

今回の展示からは、教室での学習が図書室へと広がり、一冊の本との出会いが次の読書へとつながっていく様子がうかがえます。子どもたちの学びの足跡が感じられる、すてきな展示となっていました。