11月21日 2年生・聞いて楽しもう
国語の時間に『せかい一の話』の物語を楽しそうな表情で聞き入る子どもたち。次のような話です。「…むかしむかし、津軽の国の八甲田山のてっぺんに、でっかいワシが住んでたと。バホラと一ぺん羽ばたけば、まるで大風吹いたよう。でっかいことならおいらが一番。これから旅に出かけていって、みんなに威張ってやるべがな。と東の海へ飛んで行った。…にょっきり突き出た太い枝。枝だと思った止まり木は、でっかいでっかいでかエビの、太くて長いひげだった。世界で一番でっかいと、威張って飛んできましたが、お前様には敵いません。すると、でかえび嬉しがり、そんなら今日からお前に代わり、世界巡りに出かけてみるか。…」ところどころに出てくる擬態語や擬声語、七五調を軸としたリズムの文のため、体を揺らしながら、ドキドキわくわくが止まらない子どもたち。ノートに書かれた感想には、「繰り返しているのが面白い。」「リズム感が世界一だと思う。」「自分が一番と思っていたのに、自分より大きなものに会った時のはずかしそうになる表現が面白かった。」など、様々でした。実は、教科書150ページにお話が掲載されていますので、一緒に音読してみてはいかがですか。
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