昨年度の生活科で地域と関わった経験がある子が多い3年生。2組で今年のテーマについて話し合うと、今年度も地域の人、特にお年寄りの方と関わりを深めたいという思いが強い様子でした。そして、子どもたちが学校近くのケアセンターを見つけ、交流がスタート。本日は、初めて訪問し、一緒に『おり紙』を折る活動をしました。最初は緊張気味でしたが、少しずつ慣れてきた子どもたちは、手裏剣・花・鳥などの折り方を優しく教えてあげたり質問に答えたりしながら活動終了。「ちょっといいですか。ここを折ります。」と、敬語を使って会話する様子には感心しました。感想を聞いてみると、「おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に『おり紙』を折ることができて、楽しかった。」という声がほとんど。中には「教えるのが難しかった。ちょっと折り方が難しいものを選んじゃったかも。」「『おり紙』をしながら、好きな食べ物の話もした。私はチョコが好きって言ったら、飴が好きって教えてくれた。」と、一歩踏み込んだ交流をした子もいたようです。最後に、クラスのみんなで作った夏の『おり紙』飾りをプレゼント。すると、ケアセンターの皆さんからも素敵な『おり紙』飾りをいただき、驚いた表情の子どもたち。今後の『おり紙』を通した活動の広がりや深まりが楽しみです。