更新情報
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「校長先生、来てね。頑張って演奏するから。」「ちょっと緊張しています。」など、登校時の子どもたちの反応は様々でした。3年生は、リコーダー奏と歌。「息が続くように演奏したい。」「リズムを合わせて歌いたい。」という思いのもと、演奏が始まりました。リコーダー奏は “全員” での演奏や “パート” での呼びかけのような構成で、タンギングも上手でした。体でリズムを感じながらの歌は、手拍子もあって3年生の元気が伝わってきました。『みんな みんな ずっと友達』という最後のフレーズの歌声が体育館に響き渡っていました。6年生は、合奏。「リズムをそろえたい。」「楽しく、6年生らしくかっこよく演奏したい。」と意気込みを述べて演奏開始。多くの楽器を使っての合奏でしたが、それぞれのパートの音をよく聞きながら、力強い演奏を披露してくれました。感想コーナーでは、「いろんな楽器が一つになっていて迫力があり、さすが6年生だと思った。」という声があったように、最高学年のまとまりを感じましたね。
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2組の子どもたちは、午前中にまちたんけんに出かけました。帰ってきてから、まちたんけんで見つけた!と?をカードに整理する姿も真剣です。担任が撮影した写真や前回のたんけん後にまとめた模造紙(黒板)を見たり、自分のメモを見たりしながら書くことで、自分の気付きや疑問が整理されますね。中には、裏面まで書いている子も。話を聞いてみると、「駅の近くには、交番があったり、本を借りることができる場所があったりした。あとね、いろいろなお店があって便利。」「タクシーやバスがいっぱいだった。」など様々。「東口のバス停の方が西口のバス停よりも並んでいる人が多かった。きっと、東口は境木中学校とかいろんな場所に行くバスがあるからだと思う。」と教えてくれる子もいました。バスは何台見つけたのか聞いてみると、「あっ、それは見ていなかったから、次は確かめたい。きっと、東口の方が多いと思うんだよな…。」とのこと。面白くなってきましたね。一人一人がヒガシナのまちの“ひと・もの・こと”と豊かにかかわり、たくさんの?を!に変える学びになることを期待しています。
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ホールから「ポン、ポン」と音が聞こえてきます。行ってみると、空気鉄砲での実験中。筒の両サイドにスポンジを付けて棒で押すと、片方のスポンジが勢いよく飛ぶ様子だけでなく、手で感じる手応えを感じているようでした。教室に戻り、結果を整理して考察タイム。ほとんどの子が文章記述でしたが、中には、手応え感を絵で表す子もいました。話を聞いてみると、「棒で押す前は普通の顔だけど、棒で押されるから辛い顔になって、限界になるとスポンジが飛ぶんだと思う。」と説明してくれました。実感が伴っただけでなく、目に見えない物を可視化して思考する姿が素敵です。
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今年度も子どもたちが楽しみにしている時間がやってきました。お話でこぽんの方によるお話し会・パネルシアターは、歌やピアノの生伴奏もあって本格的。今回は、3・4・6年生が対象です。『パネルシアターによる だじゃれ植物園』と『大きな絵本のお話し会』のラインナップ。子どもたちは、笑ったり、驚いたり、真剣な眼差しで見つめたりと、様々な表情を見せてくれました。「だじゃれを楽しみにしていた。開店前の床屋さんにいるマツタケが『ちょっと まつたけ。』って言っていて、面白かった。」「絵がとてもきれいだったし、ちょうど良いタイミングでピアノ伴奏が入るから、話に吸い込まれる感じがした。次は、いつなのかな。」と、早くも次回を楽しみにしているようです。
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子どもたちがカードをめくりながら、activityを楽しんでいます。聞いてみると、カードに描かれている職業の絵を使ったゲームとのこと。しばらく様子を見ていると、こんなやり取りが…。「あっ、フィギュアスケート選手か。いくよ。"She is a figure skater."」「"OK."(拍手)」「じゃあ、私ね。おっ、これか。"He is a baseball player."」…。スムーズに英語で表現できていて、英語に親しみながら英語での表現を身に付けることができたようです。続いてのactivityは、レベル2。性格や人柄について付け加えるというもの。子どもたちは、"She is a figure skater. She is brave." "He is a baseball player. He is strong." と、組み合わせを考えながら表現していました。5年生からの英語学習が始まって半年。英語担当教員やAETと一緒に、楽しみながら学ぶ姿がたくさん見られる5年生が素敵ですね。
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5月にお伝えした続報です。地域の方(学校運営協議会委員さん)の畑を借りて取り組んできた野菜作りは、無事収穫することができました。ただ、野菜が苦手な子もいるため、調理の仕方について話し合いを重ねました。夏休み後にビワの実をジャムにした経験があったため、収穫した野菜もジャムにしてみることに。みんなで作り方や必要な器具を調べ、野菜ジャムを作ることができたのです。「校長先生の分は、これだよ。」と差し出された野菜ジャムはパステルカラーで、美味しかっです。そして、これまでの学びをまとめた『パネルシアター』作りに挑戦することになりました。図書レンジャーの方に教えていただきながら、少しずつ活動が進んでいます。完成が待ち遠しいですね。
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夏休み前のコラボ・パート2(ヒマワリのプランター作り)に続いて、今回はコラボ・パート3へ向けた土作りでした。環境委員会の子どもたちは、環境レンジャーの方に教えてもらいながら活動開始。ヒマワリを植えていたプランターの土をふるいにかけて固まった土や石などを取り除くと、細かく軟らかな土が集まりました。6年生以上に、5年生が黙々と頑張っていましたね。「ふわふわで気持ちいい。」とつぶやいた際の にこやかな表情が印象的です。日頃は土に触れる機会が減ってきている都市部の学校では、とても貴重な時間になったことと思います。10月の委員会活動では、いよいよ種まきをする予定とのこと。楽しみですね。
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先日、2組の子どもたちが招待状を届けてくれました。今日が当日のため、教室に行ってみると、ミニ劇場に早変わり。教科書を開いて練習する子、あおむしのお面をつけて嬉しそうな子、「あっ、来てくれた。」と跳びあがっている子と様々。ナレーター・あおむし・木の役に分かれての音読は、心情を考えながら声の大きさや読む速さを変えたり、表情を変えたりする工夫が見られました。『それなら、みんなでいこう。』という同じフレーズであっても、班によって叙述の解釈が違った音読になっていて、子どもたちの豊かな感性が感じられます。お話の世界に入り込み、夢中になって音読する子どもたちが素敵でした。
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5月に続き、今年度2回目の全体会が開催されました。発足してから丸1年が経ち、節目の時期を迎えたヒガシナレンジャー。今年度は、見守り・図書・1年生・学習・環境の5レンジャーの活動が本格化しました。夏休み前には、初のイベントである『レンジャーまつり』を本部レンジャーの方々が企画し、呼びかけに応じてくださったレンジャーの皆さんが準備や当日の運営をしてくださいました。先日発行のレンジャーニュースでもお伝えしているように、子どもたちの “学びの応援団” として着実に活動を広げてくださり、感謝申し上げます。保護者の皆様にはアンケートへのご協力をお願いいたします。
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先日の生活の時間。まちのお花屋さんの!や?を出し合っていた時のことです。一人の子が「?を!にするために、まちたんけんに行けばいいんじゃないかな。」と述べ、みんなでまちたんけんに行くことになったのです。国語の学びを活かしてインタビューする内容や聞き方を考え、自作のメモ帳を作って、わくわくしながらお花屋さんに向かった子どもたち。そして、今日はインタビューしたことを整理する時間でした。手元には、たくさん記録したり、感じたことを書いたりしたカードが。そのカードを良く見ると、「すごい、大発見。」「お店の人の思いをよく考えたね。」など、担任のコメントが書かれています。子どもたちからは、「とってもお花を大事にしているんだなと思った。」「まごころがこもっている。」など、実際に見たり聞いたりしたことだけでなく、感じたことや考えたことをたくさん発表する姿が見られました。中には、「お花屋さんになりたい気持ちが強くなった。」と、親しみや憧れを感じる場面も見受けられました。今後も、まちの “ひと・もの・こと” と豊かにかかわり、じっくり考えてほしいと願っています。