1月8日 1年生・『おせち料理』って・・・
子どもたちと『おせち料理』について考えました。そもそも、『おせち料理』は節句(節目の日)に食べられる料理のこと。かつては、お正月以外にも桃の節句や端午の節句などにおいても『おせち料理』を食べていたことを伝えると、子どもたちは目を丸くしていました。地域によって様々な違いがありますが、五段重ねの重箱に入っているものを確認していくと…。蒲鉾・伊達巻き・海老・黒豆・栗きんとん等、たくさん入っていることに気付いた子どもたち。その後、それらの料理が重箱に入っている理由について考えていくと、「蒲鉾は太陽みたいだから、おめでたい。」「海老はぐるって曲がっているから、海老みたいに腰が曲がるまで長生きできますようにっていう意味だと思う。」「栗はお金みたいだから、お金に困らないといいなって思うから。」等、たくさんの考えが出てきました。一年で一番最初の節句だから、一年間幸せに暮らせるようにという願いが込められていることを突き止めた子どもたちの中には、熱心にメモを取る子も。日本の良き伝統文化について豊かに感じ取ることができたようです。
登録日: / 更新日: