東京・日比谷の日生劇場で開催中のミュージカル『ジャック・オー・ランド』。魔物の街のお城に住む王ジャック・オーは、“信じる心” を失っていた。一方、人間の子ユーリは、ある日、女の子を助けるため不思議な力を持つ魔物の笛を手に入れようと、魔物の街に忍び込む。道中、魔物の街に住むコブと知り合い、お互いに親しみを感じるようになった二人。しかし、笛を探していることを魔物の王ジャック・オーに知られ、捕まってしまう。笛を貸す代わりにコブを城に置いていくよう言われたユーリ。ユーリを信じ、自ら城に残るコブ。必ず帰ると約束して城を出たユーリだが…というストーリー。劇団四季のプロの演技は迫力満点。子どもたちは、身を乗り出して物語の世界に引き込まれていました。ユーリが城で待つコブのもとに無事に帰ると、ジャック・オーの態度が変化し、信じる心を持つことの大切さを出演者全員で歌うフィナーレでは、子どもたちは体を揺らしながら大きな手拍子を送っていました。観劇後の子どもたちに聞いてみると、「相手を信じる話が良かった。感動しちゃった。」「歌は大きな声や低い声を出していて、凄かった。帰りのバスの中でミュージカルをしたんだ。」「セットが凄かった。細かいところまで丁寧に作ってあった。」と、興奮気味。本物のミュージカルに触れ、心が揺さぶられた子どもたち。どんなことを感じたのか、ぜひ話題にしてみてください。​