教室から何も音が聞こえてこないので、そっと入ってみると…算数の時間。しかし、みんなが同じ問題について考えるのではなく、子どもたちが自分の課題にじっくり向き合い、自分のペースで真剣に学んでいました。これまでに学んだことをもとに『3桁の数の引き算』のドリルを進める子、担任が準備したプリントで『2桁÷1桁の計算』の筆算の技能を高めている子、『分数+小数』の計算の仕方について担任のアドバイスをもとに考える子、と様々。『分数+小数』の計算について考えている子と担任のやり取りを聞いていると、「うーん、数が大きいな…。」「そのままだと計算しにくいね。どうすればいいかな。」「同じ数にする…。」「そうすると、もっと大きな数になっちゃうから、最初に、小さい数に約分しちゃうといいね。」と、自分のペースに合わせた学びになっていました。安心して、じっくり取り組むことができますね。