スムーズな起床後は、寝具の片付けも4人で協力しながら頑張りました。とても素早くできましたよ。外に出ると、いたち川源流の谷越しに横浜市の最高峰である錦秋の大丸山を見つけた子どもたち。「ヤッホー!」と、元気に叫ぶ姿が微笑ましいです。ガビチョウやタイワンリスを見つけた子もいて、森の自然に触れることができたようです。

火起こし体験では、安全に気をつけながら、薪割りに挑戦。力加減の調節が上手になり、やる気満々。空気玉を2人ペアで作る際も、息がピッタリでした。薪と空気玉を組み立てて火を付けると、目の輝きが一段とアップ。焼いて食べたマシュマロの味は格別。「外側がカリカリしていて美味しい。」「焼き過ぎてゴジラみたいになっちゃったけど、甘いよ。」と、嬉しそうでした。

フォレストプラザでのレクは、上郷に関するクイズや木片を使った造形遊び。「大人になったら、ここで働きたいな。」と話してくれた子もいました。

この2日間、子どもたちは様々な活動を通して多くのことを学びました。生活リズムや生活習慣の形成、状況の理解や変化への対応、自己理解・行動調整や集団への参加などの面において、“非認知能力”の育ちを実感しています。今後の学校や家庭での生活に活かしてほしいと願っています。